どうも、Airbnb総合案内所のゆーすけです。
Airbnb運営の自動化は、多くのAirbnbホストが目指すゴールの1つだと思います。
実際、ある程度経験を積んだAirbnbホストは、人にAirbnbの代行を任せる場合が多い様です。
今回はAirbnbの事業拡大や運営の自動化を目指す人のために、Airbnbの代行の任せ方をまとめました。代行は上手くやれば非常に効果的ですが、間違えると大変なことになりかねないので慎重に行いたいところです。
事業拡大や自動化を考えている人は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
自分一人で回らなくなったときの対処方法
Airbnbで貸し出す物件が2軒3軒と増えると、自分1人では運営するのが難しくなります。
自分1人で回らなくなったときの対処方法としては、「他の人に任せる」というのが基本です。
「他の人に任せる」方法としては大きく分けて以下の3つ。
- 家族や友達などに協力してもらう
- 代行業者に任せる
- 自分で人を雇う
事情を話せる家族や友達がいれば、彼らに相談して、掃除やチェックインチェックアウトを手伝ってもらうと良いでしょう。家族や友達に協力を依頼する場合、完全に自動化するのは難しいですが、複数の物件を運用することができるようになります。
自動化はできない代わりに、費用がかかりにくく、信用面でのリスクも低いのがメリットです。
他の2つの選択肢は、費用がかかる分上手く使えば自動化しやすく、真剣に事業拡大を考えるAirbnbホスト向けの方法です。
以下に「代行業者に任せる場合」と「自分で人を雇う場合」のメリットとデメリットをまとめたので、やりやすい方法で自動化を目指してください。
代行業者を選び間違えると大変なことになる
代行業者を利用する最大のメリットは、
最も手間がかからない
という点です。
代行業者は一度契約を結んでしまえば、メールのやり取りだけで、委託した業務を行ってくれます。
また業者によっては多様な仕事を請け負っており、
- 不動産選びのアドバイス
- リスティングの作成
- ハウスマニュアルなどの作成
- カメラマンの派遣
- 接客
- 掃除
- カレンダーの管理
などほぼすべての業務を任せることもできます。上手く使えればこれほど楽な方法もないでしょう。
しかし、代行業者には2つの大きなリスクが伴います。
1つは費用の面でのリスク、もう1つは悪徳業者の存在です。
多くの代行業者は「売上課金」で業務を請け負っています。
売上課金とは、「売上の◯%を手数料としていただきます」というスタンスのこと。ここで注意しなければいけないのは、「利益課金」ではないということです。
例えば、ある月の売上が10万円、家賃など諸々合わせて8万円の経費がかかりました。
この場合、売上の30%をもらう代行業者であれば手数料を3万円持っていくので、あなたは1万円の赤字です。
(仮に利益課金であれば、手数料6000円、利益は1万4000円残ります)
売上課金の代行業者に委託する場合は、赤字になるリスクがあることを知るべきです。
また最近は悪徳代行業者が増えているのも大きなリスクでしょう。
代行業者の中には、委託した業務を全く行わないところや、運営を委託した物件を私物化する悪徳極まりない業者が存在します。
もちろんそのような業者ばかりではありませんが、悪徳業者に捕まると、Airbnbの自動化どころか多額の経費を請求される可能性も有ります。
代行業者を見るときのポイント
良い代行業者を選べれば、上記のようなリスクを避けることができるでしょう。
では、どうすれば良い代行業者を選べるのか?
ポイントは以下の3点です。
- 制度をしっかり理解する
- 実績を調べる
- クライアントに実際に会ってみる
制度を理解する、というのは当たり前の話ですが、先ほど挙げた売上課金のように「実はリスクである」制度がないかどうかは意識して調べましょう。
実績というのは、代行実績及び代行業者自身のAIrbnb運用実績のことです。
「悪徳ではないけれど、そもそもノウハウが稚拙」という場合もあり、下手くそな業者に任せるとゲストの満足度を下げることに繋がりかねません。
実績がある代行業者であれば、HPなどに実績を公開している場合が多いです。
また可能ならその代行業者に依頼しているクライアントに実際に会うと良いでしょう。
クライアントから話を聞き、悪徳ではないかどうかを確認してから、依頼すれば外れません。
こちらのサイトでは、代行業者を比較してあります。参考にしてみてはいかがでしょうか?
自分で人を雇う方が安全かも
Airbnbを自動化するもう1つの方法は、自分で人を雇うことです。
自分で人を雇う方法のメリットは、代行業者に頼むようなリスクが一切ないこと。
支払う給料もこちらから提案できますし、雇う際に人を選べば信用面でのリスクもありません。
顧客対応などのマニュアルを作成すれば、学生のアルバイトでも、十分にAirbnb運営ができるでしょう。
Airbnb総合案内所のにっしーさんも、学生アルバイトを使って、Airbnbの運営を自動化しています。
ただし人を雇う場合、デメリットもあります。
それは家族や友人に協力をお願いする場合や代行業者に任せる場合に比べて、人を集め雇う手間がかかることです。
またAirbnb運営のノウハウを伝えたりする教育の労力もかかります。
丸投げしないことが大事
ここまでの話をまとめます。Airbnbの運営を自動化するには3つの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがありました。
それは、
- 家族や友達に協力してもらう
メリット:費用がかからない、信用面でのリスクがない
デメリット:完全自動化が難しい
- 代行業者を利用する
メリット:完全に自動化できる
デメリット:費用面、信用面でのリスクがある
- 人を雇う
メリット:最終的に自動化できる、リスクが小さい
デメリット:雇ったり教育したりする手間がかかる
という感じでしたね。
人によって状況が異なるため、どれが一番良いとは一概には言えません。
しかし、どの方法にもいえるポイントが一つだけあります。
それは、
全てを丸投げしないこと
です。
極端な話、自分でAirbnbを使ったことないAirbnb初心者が、最初から自動化を目指そうとしたらどうなるでしょうか?
自分にノウハウがないのに、家族や友人、アルバイトにやってほしいことを委託できませんよね?
代行業者に任せるとしても、物件選びから運営まで代行業者のいいなりになってしまうので、ひどい詐欺に引っかかりかねません。
Airbnbの自動化をするときは、
「自分がAirbnb運営の何を誰にどんな形で委託しているのか」を明確に認識すること
が重要で、明確に認識できればトラブルにも対応できます。
今回の記事を参考に、Airbnb運営を「他の人」にうまく任せて、自動化してみてはいかがでしょうか?
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