払わなきゃダメ？Airbnbの確定申告についてまとめ

どうも、Airbnb総合案内所のゆーすけです。

Airbnbホストをやっていて気になることの1つが税金だと思います。
そして、それに付随して行わなければいけない確定申告。

「確定申告ってしなきゃいけないの？」「どうやって確定申告すればいいの？」
「てか、そもそも確定申告って何？」

など様々な疑問があると思います。

今回は、そんな様々な疑問を解消するためAirbnbの確定申告についてまとめました。

Airbnbの確定申告の仕方についてイマイチわかっていない、という場合は、大きなトラブルになる前に、１通り目を通してみてください。

確定申告って何？

「そもそも確定申告ってなに？」と思う人もいるのではないでしょうか。

Airbnbの収益は会社の給料と異なり源泉徴収などがないため、自分で税金を納めなければいけません。税金を納める手続きとして、確定申告を行う必要があります。

確定申告は、１年間の所得と納税額を確定させるものです。

期間内（１月１日〜１２月３１日まで）の収入と経費から所得（収入-経費）を計算した申告書を税務署に提出し、納める税金を確定します。

会社員の場合、給料と退職金以外の収入が年間20万円を超えると、確定申告が必要です。
仮に、Airbnbからの年間収入が20万円以下の場合は、確定申告は必要ありません。

まぁAirbnbはかなり収益性が高く、人によっては１ヶ月で数十万円稼げるため、真剣に運用していればまず間違いなく確定申告が必要となります。

確定申告はしないとやばい

もしかして、「Airbnbって副業だし、確定申告しなくてもばれないんじゃない？」と思いませんでしたか？もし、そう思っているのなら結構危ないですよ^^;

故意に確定申告をせずに、税金逃れをしたことが税務署にばれた場合、脱税と判断され厳しい罰則が科せられます。具体的には、5年以下の懲役または500万円以下の罰金です。

また後述する期間内に確定申告しなかった場合、追加課税があり、最高で納税額の20%を余分に支払わなければいけません。

せっかくAirbnbで収益が上がっても、余計な税金を払うことになったら本当にもったいないです。
ましてや、懲役や罰金を支払うことになっては人生に影響します。

手間はかかりますが、しっかり確定申告を行って、堂々とAirbnbを運用しましょう。

注意１：どうやって行うの？

確定申告については理解していただけたと思います。ここからは、Airbnbの確定申告で特に気をつけないといけない注意点を紹介します。

確定申告を行う際に特に注意すべきなのは、「確定申告をする期間」と「何所得として提出するのか」です。

まず確定申告をする期間は、翌年の２月中旬〜３月中旬と決まっています。先述したように、この期間を逃すと追加徴税を受ける可能性があるため注意が必要です。

期間中に確定申告書を作成し、税務署に提出しましょう。

次に、Airbnbの収入を何所得として提出するのか？という点です。

確定申告をする際には、その所得がどんな経緯で手に入った所得か示す必要があります。例えば、不動産からの収入は「不動産所得」、なんらかのビジネスからの収入は「事業所得」となります。

結論としては、Airbnbからの収入は、基本的に「雑所得」として扱います。
申告書の雑所得の欄に所得を記入しましょう。

ただし、人によってはあえて事業所得として申告している人もいるため、気になる人は税務署に直接「何所得で申告すれば良いか」確認してみてください。

注意２：経費の取り扱い

他の注意点としては、経費の取り扱いです。

所得は、収入-経費で計算されます。
何から何までが経費になるのか、経費をどう証明すれば良いのか、は確定申告をする上で重要なポイントです。

雑所得では、経費の明細を提出する必要はありませんが、税務署から経費の内容を詳しく聞かれることがあるため、レシートや領収書などはできるだけ残しましょう。

経費となるのは、「Airbnbのために使用した支出」に限ります。

部屋を丸ごとかしている場合は、部屋に通しているWi-Fi代、光熱費、家賃などはまるまる経費にできます。

また物件選びにかかった交通費や、ゲストへのプレゼントやアメニティーなどの消耗品も経費に含まれます。

ただし、注意が必要なのは、Airbnbの運用以外にも利用しているものです。

例えば、スマートフォンやPCは、Airbnbの運用に利用していますが、プライベートでも用いるため経費に含めることはできません。

堂々とAirbnbに使用していると言えるものだけを経費に含めると良いでしょう。

まとめ

Airbnbの所得が20万円を超える場合、Airbnbの確定申告は必ず行いましょう。

確定申告を行う際は、期間と所得の申告形式に注意します。また、経費は所得の計算に必要になるため、細かく記録しておき、ちゃんと説明できるように準備しておきましょう。

Airbnbを運用するにあたって、確定申告を怠り無駄な税金を払わないように気をつけてください。ルールをしっかり守って健全なAirbnb運用を！