どうも、Airbnb総合案内所のゆーすけです。
空き家対策ってなかなか難しいですよね。
使ってなくても管理費や税金がかかるし、いざ売却しようとしても条件に合うお客さんが現れないし、
賃貸として貸し出そうと思っても手続きが多くて面倒です。
そこで近年新しい空き家対策として注目されているのがAirbnbです。
Airbnbは個人の空き部屋や空き家を旅行者に貸し出せるサービスで、
外国人旅行客に人気です。
Airbnbだと売却や賃貸のような面倒がなく、
空き家を有効活用できます。
今回は三鷹市の空き家に焦点を当てて、Airbnbでの空き家対策についてまとめました。
もし三鷹市に空き家をお持ちなら、最後まで目を通してみてください!
そもそもAirbnbってなに?
Airbnbは日本ではまだマイナーです。
あなたも、もしかしたら初めて聞いたかもしれませんね。
上の記事で詳しく説明しているので、時間があればぜひ読んでください。
ここではポイントだけまとめておきます。
Airbnbは個人の空き家や空き部屋を旅行者に貸し出すサービスです。
旅行者はホテルや旅館では経験できない地元の人との交流や
ユニークな建物での宿泊といった特別な体験を求めてAirbnbを利用します。
一方でホスト側(家を貸し出す側)は普段使っていない空き家や空き部屋を有効利用し
収益を得られるだけでなく、家にいながら国際交流する機会に恵まれます。
このように泊まりたい人と泊まらせたい人をマッチングする
空き家マッチングサイトがAirbnbです。
Airbnbは現在190カ国以上で利用されており、ゲストとしての利用者数も6000万人を超えました。
日本ではまだ流行していませんが、海外ではすでに話題のサービスです。
これまでの空き家対策は誰かに家を貸し出す「賃貸」か、
売ってしまう「売却」、あるいは自分で使うくらいしか選択肢がありませんでした。
賃貸は管理の手間がかかり、不動産の仲介料などのコストがかかります。
売却は買い手を探すのに時間がかかる上に、売却時に発生する費用により
不動産の価格そのものの収益を得るのが難しいです。
しかしAirbnbが登場し、コストや手間の面が解消される空き家対策が可能になりました。
Airbnbはすでに多くの会員を持つサービスであるため
適切な場所の空き家を利用すれば比較的簡単にお客さんを集められます。
またAirbnbは不動産などを仲介しないためはるかに低いコストで始められる空き家対策です。
Airbnbのメリットをまとめると
・コストが低く抑えられるため、収益性が高い
・すでに人が集まっており、誰でも簡単に使える
の2点が大きなメリットです。
Airbnbはある条件を満たす場所でなら、
他の空き家対策よりも優れた空き家対策の手法です。
では、その条件とは…?
三鷹市がAirbnbでの空き家対策に適している理由
Airbnbが最大の力を発揮するための条件とは、
「外国人に人気の土地」であるということです。
Airbnbは外国人に需要のあるサービスなので外国人見向きもされない土地では力を発揮できません。
(日本人が日本人の家に泊まっても新しい体験はしにくいですよね。)
その点三鷹市はAirbnbを使った空き家対策に向いていると言えます。
三鷹市の観光名所と言えば「三鷹の森ジブリ美術館」が挙げられます。
三鷹の森ジブリ美術館は「となりのトトロ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」など
世界でも人気の高いアニメーション映画を作成したスタジオジブリの世界観を体感できる美術館です。
アニメーションの仕組みや製作過程が分かる展示室や、図書閲覧室の他
オリジナル短編アニメーションの上映なども行っています。
入り口の巨大なトトロや猫バスは子供の心を鷲掴みにしますし、
屋上にあるファンタジックな庭は大人でも楽しめる空間になっています。
特にオリジナルアニメーションは言葉に依らない作品なので、
日本語がわからない外国人旅行客でも120%楽しめます。
また「三鷹の森ジブリ美術館は外国人向けの東京観光ガイドブック」にも載っており、
外国人観光客からの注目度が非常に高いです。
西のディズニー、東のジブリと言われるようにジブリファンは世界中におり、
ジブリ美術館のある三鷹市は外国人に十分な人気のある土地と言えます。
三鷹市に空き家を持っているなら、Airbnbで十分な収益を上げられるでしょう。
Airbnbにはゲスト側ホスト側双方にレビュー機能があるため、
「三鷹の森ジブリ美術館」のチケット予約を請け負ってあげるなんてサービスでもすれば
良いレビューを集められ、たくさんのアクセスが期待できるかもしれませんね。
Airbnbでの空き家対策は早めに始めた方が有利?
Airbnbでの空き家対策は今始めるのが有利です。
理由は2つあります。
1つは、まだ日本人ホストが少ないから。
もう1つは、これから外国人観光客が増えるからです。
1つ目の理由はなんとなくわかると思いますが、
日本ではまだAirbnbの知名度が低くホストの数が足りていません。
日本はヨーロッパとは違い民泊の文化に慣れ親しんでおらず、
人を家に泊めたり泊まったりする文化も盛んではありません。
そのため日本ではヨーロッパほどホストの数がいません。
しかし言い換えればこれは「ライバルが少ない」ということでもあります。
Airbnbの収益性の高さと人気は、海外の使用状況を見れば明らかです。
実際、日本でのAirbnbホストの数もジワジワ増えてきており、
これから競争が激しくなるであろうことが予測されます。
なので、三鷹市のような外国人人気の高い土地の空き家を持っている人は
競争が激化する前にAirbnbで空き家対策してしまうのがベストだと僕は考えています。
早めに始められればお客さんを確保しやすく、
また比較対象が少ないのでわりかし簡単に良いレビューを集められます。
良い評価を集められれば、それにつられてお客さんからの申し込みが増えます。
このような良循環を作り出せれば比較的簡単に収益を上げられるようになります。
またもう1つの理由である「これから外国人観光客が増える」というのは、
東京オリンピックに関係してきます。
現在日本政府は2020年の東京オリンピックに向けて「訪日外国人旅行者2000万人」を
目標に観光立国へ向けての取り組みを進めています。
実際に観光目的の訪日外国人の推移を見てみると、
2012年 604万1645人
2013年 796万2517人
2014年 1088万604人
(日本政府観光局 統計データ より)
とここ数年は毎年外国人観光客が増えているのがわかります。
今年は2016年ですが2020年までは外国人観光客が増えていくでしょうね。
つまりAirbnbのニーズが年々大きくなるということです。
今の時点でもAirbnb長者といわれるような
毎月数十万の収益をAirbnbであげる人がいます。
今後ニーズが増えるのに伴ってAirbnbで収益を上げやすくなるでしょう。
なので、Airbnbでの空き家対策は早めに始めるとかなり有利です。
まとめ
ここまで様々な話をしてきました。
・新しい空き家対策としてのAirbnb のメリット
・三鷹市がAirbnbでの空き家対策に向いている理由
・Airbnbを早く始めるべき理由
Airbnbはそもそも素人が部屋を貸しだせるように作られたサービスなので、
誰でも使えるようにデザインされています。
もちろん日本語にも対応しているため、全く知識のない人でもストレスなく始めることができるでしょう。
しかし、Airbnbで空き家を貸し出すということは言うなれば
「小さなホテルを自分で経営する」ことです。
甘い意識で始めてしまうと、「全く予約が入らない」
「お客さんとのコミュニケーションの取り方がわからない」
「せっかく泊まってもらったのに良いレビューをもらえなかった」
など、勿体無いことになりかねません。
そのような事態に陥らないためにはAirbnbホストとして正しいノウハウを身につける必要があります。
当サイトAirbnb総合案内所ではホスト向けのノウハウについての情報も発信しているため、
うまく活用していただければと思います。
とりあえず、Airbnb初心者にはこちらの記事がオススメです。
空き家対策としてのAirbnbについて詳しくまとめてあります。
Airbnbを活用して、空き家から収益を上げてみてはいかがでしょうか?
興味があります。貸す場合は家のリフォームが必要なのですが、対象はリフォーム後の物件ですか?まだ空き家になって2ヶ月。
三鷹市でジブリまではバス停1つ、歩いても行けます。
コメントありがとうございます(^^)
“貸す場合は家のリフォームが必要なのですが、”
というのは良くわかりませんが、少なくともAirbnbでは「必ずリフォームしなければいけない」という規約はありません。
こちらの記事(【Airbnbに興味がある人必見!】10分でAirbnbホストを始める手順)でも触れたんですが、Airbnbでは自分の部屋の1室から貸し出すことができます。
空き家になって2ヶ月とのことですし、問題なく過ごせるようでしたらリフォームの必要はないのではないでしょうか?
もしリフォームをする場合は、どのくらいでリフォーム代を回収できるのか目処を立ててからリフォームすることをお勧めします。
その辺に関してはこちらの記事(Airbnb投資できちんと利益を出すための収支管理術)を参考頂ければ幸いですm(_ _)m